海外旅行、楽しみだけど「何を着ていけばいいの?」って悩みますよね。
10時間を超えるフライト。正直なところ、「誰にも会わないなら、ジャージやパジャマで寝転がりたい」というのが本音ではないでしょうか?でも、空港にはたくさんの人がいるし、現地に着いたらすぐに写真も撮りたい。「だらしない人」とは思われたくないし、「おしゃれな旅人」として見られたい・・・。
その気持ち、痛いほどわかります(笑)。
実は、旅慣れた女性ほど、「頑張っておしゃれ」をしていません。 その代わり、「パジャマのような着心地なのに、スタバにいても違和感がない服(=見せパジャマ)」を戦略的に選んでいるんです。
この記事では、年間50回以上飛行機に乗る筆者がたどり着いた、「社会的な自分を保ちつつ、機内で合法的に引きこもるための服装術」をすべてシェアしますね。

たかが服、されど服。 もしあなたが「可愛いから」という理由だけで、スキニーデニムやワイヤー入りのブラジャーを選んでしまったら……。到着初日は「むくみ」と「疲れ」で使い物にならなくなるでしょう。
少し計算してみましょう。 日本からヨーロッパやアメリカへのフライトは約12〜14時間。 これ、映画を6本連続で、しかも狭い椅子の上で見続けるのと同じなのです。
- 気圧の変化:
腸内のガスが膨張し、お腹がパンパンに張ります。 - 乾燥と低温:
機内は湿度20%以下の砂漠状態。動かないので体感温度は下がります。 - 血流の悪化:
同じ姿勢が続くと、エコノミークラス症候群のリスクも高まります。
つまり、機内の服装はファッションではなく、「過酷な環境から身を守るための装備」と考えるのが正解なのです。

じゃあ、具体的に何を選べばいいの? 大切なのは、以下の3つの条件をクリアしていることです。
1. 「締め付けゼロ」が命(ウエスト・バスト・足)
これが最重要です。 座っている時、ウエストのゴムが食い込むだけで吐き気がすることもあります。
- NG:
スキニーデニム、ワイヤーブラ、ガードル、タイトスカート - OK:
ドローストリング(紐)パンツ、カップ付きインナー、着圧ソックス
特に下着!ワイヤー入りブラは今すぐ荷物の中にしまってください。機内ではユニクロのブラトップや、ナイトブラのような「アンダーの締め付けがないもの」一択です。
2. 素材は「化学繊維」より「天然素材×機能性」
ポリエステル100%の安価な服は、汗を吸わず、静電気がおきやすいので機内では不快指数が上がります。 おすすめは、肌触りの良いコットンやレーヨン、あるいは高機能なストレッチ素材。肌ストレスがないものを選びましょう。
3. 「トイレの床」問題をクリアできるか
意外と盲点なのがこれ。 機内のトイレは狭く、床が濡れていることも……(水だと思いたいですが、そうじゃない場合も……)。 ワイドパンツやオールインワンは、脱ぎ着するときに「裾が床につくリスク」が非常に高いです。これは精神衛生上、絶対によくありません。
裾が絞ってあるデザインか、手でサッとまくれるものを選ぶのが、旅慣れた人の知恵なんですよ。

お待たせしました! 上記の鉄則を踏まえた、「見た目は都会派、着心地は布団の中」な最強コーデを5つご紹介します。
1. 結局これしか勝たん「ジョガーパンツ」
スウェットパンツほど部屋着っぽくなく、足首がキュッと締まっているのでスッキリ見えます。 最大のメリットは「トイレで裾が床につかない」こと! 黒やネイビーなど濃い色を選べば、汚れも目立ちませんし、きれいめなトップスとも相性抜群です。GUやユニクロのスポーツラインも優秀ですよ。
2. 締め付け解放宣言「マキシ丈ワンピース」
お腹周りの開放感ならナンバーワン。 ただし、足元が冷えるので、必ずレギンスを中に履いてください。 これにより「下半身の冷え防止」と「めくれ防止」の両方が叶います。機内で体育座りをしてもパンツが見えません(笑)。
- 注意点:
丈が長すぎると床につくので、くるぶし丈がベストです。
3. 温度調節の神「大判ストール × カーディガン」
機内は場所によって「冷蔵庫?」と思うほど寒いことがあります。 夏場であっても、半袖で乗り込むのは自殺行為です。
- インナー:
肌触りのいい長袖Tシャツ(ロンT) - 羽織り:
お尻まで隠れるロングカーディガン - プラスワン:
ウールやカシミヤの大判ストール
ストールは首に巻くだけでなく、広げればブランケット代わりにもなる万能選手。これがあるだけで「こなれ感」が出るのも嬉しいポイントです。

4. 保安検査もスルー「金具なしスタイル」
保安検査場でベルトを外したり、ブーツを脱いだりするのは面倒ですよね。 ウエストがゴム(紐)のパンツ、ノンワイヤーの下着、脱ぎ履きしやすいスリッポンなら、検査場もスマートに通過できます。 「あの人、旅慣れてるな」って思われる瞬間です。
5. 足元の正解は「着圧ソックス × 脱げる靴」
おしゃれなスニーカーもいいですが、機内に入った瞬間に足はむくみ始めます。 おすすめは、「メディキュット」などの着圧ソックスを履いておくこと。(黒ならハイソックスに見えます!) そして靴は、紐を結ぶタイプではなく、手を使わずに脱ぎ履きできるスリッポンやローファーが便利です。
機内での「居心地」を劇的に上げる裏ワザ
服装が決まったら、さらに快適に過ごすための小ネタをいくつか。
- 機内用スリッパは必須:
靴を履いたままだと疲れます。使い捨てのもので十分なので持ち込みましょう。 - マスクは「保湿タイプ」を:
喉の乾燥を防ぐため、濡れフィルターがついたマスクがおすすめです。すっぴん隠しにもなります! - 眼鏡ケースを忘れずに:
コンタクトレンズは乾燥でバリバリになります。搭乗前に眼鏡に変えておくのが無難です。

タイトルにある「10選」に沿って、具体的なコーディネートやアイテムを提案します。
お待たせしました!大原則を押さえたところで、ここからは具体的な服装のアイデアを10個ご紹介しますね。すべて、おしゃれと快適さを両立できる、選りすぐりのコーディネートです。
1. カップ付きワンピース
一枚でコーディネートが完成するワンピースは、旅の準備をグッと楽にしてくれる最強アイテムです。特に、カップ付きのものなら下着の締め付けからも解放されるので、長時間座っていても本当にラクちん。お腹まわりも締め付けず、気圧の変化によるお腹の張りも気になりにくいのが嬉しいポイントですね。
2. ジョガーパンツ
スウェットやジャージだと、ちょっと部屋着っぽすぎるかな…と感じる方におすすめなのが、おしゃれなジョガーパンツです。裾が絞られているデザインなので、足元がもたつかず、スッキリとした印象になります。ストレッチ性も高く、機内でリラックスしたい時にもぴったりですよ。
3. ワイドパンツ
トレンドのワイドパンツも、国際線フライトの強い味方です。脚のラインを拾わないゆったりとしたシルエットなので、長時間座っていても疲れません。ウエストがゴムのものを選べば、さらに快適度がアップします。シワになりにくいポリエステルやナイロン素材を選ぶのが、賢い選び方です。
4. サルエルパンツ
「周りとはちょっと違うおしゃれを楽しみたい!」という方にぴったりなのが、サルエルパンツです。個性的なシルエットでありながら、締め付け感がなく、機内でのリラックスタイムに最適です。特に、到着後にそのまま観光に出かける予定があるなら、これ一枚でおしゃれ上級者に見えちゃいます。
5. レギンス
ワンピースやロングスカートと合わせるだけで、おしゃれな重ね着スタイルが完成します。機内で足元が冷える時も、レギンスを一枚穿くだけで暖かさが全然違います。荷物にもならず、一枚あると何かと便利なアイテムです。
6. ロングスカート
女性らしさをキープしつつ、リラックスしたいなら、ゆったりしたロングスカートがおすすめです。足元を締め付けず、血行を妨げないので、むくみが気になる方でも安心です。歩きやすい素材を選べば、空港内での移動もスムーズにできますね。
7. カーディガン
機内の寒さ対策として、さっと羽織れるカーディガンは必須アイテムです。薄手のものから厚手のものまで、季節や行き先に応じて使い分けましょう。冷えやすい肩や首まわりをカバーしてくれるので、一枚あると本当に重宝しますよ。
8. ロンT(Tシャツ)
重ね着のベースとなるトップスには、締め付け感のないロンTやゆったりしたTシャツが最適です。吸湿性の高い素材を選べば、汗をかいても快適に過ごせます。シンプルなので、どのようなボトムスにも合わせやすいのが魅力です。
9. ストール・ショール
ブランケットの代わりにもなるストールやショールは、ファッションアイテムとしても防寒具としても大活躍する優れものです。首に巻くだけでなく、肩から羽織ったり、足元にかけたりと、様々な使い方ができます。大判のものなら、ちょっとした仮眠のときにも役立ちます。
10. 畳めるインナーダウン
「機内が寒くて眠れなかった…」という経験はありませんか?そんなお悩みを一気に解消してくれるのが、小さく畳めるインナーダウンです。荷物にならず持ち運びも簡単なのに、保温性は抜群。飛行機だけでなく、旅先の寒さ対策にも使えるので、特に寒い時期の国際線フライトにはマストアイテムです。

ここまでで、基本的な服装選びと便利アイテムは完璧ですね!でも、国際線フライトには、ちょっとした特別なシチュエーションがつきものです。季節が逆の国へ行くとき、LCCを利用するとき、乗り継ぎがあるとき…。そんな「もしも」の時に役立つ、ワンポイントアドバイスをご紹介します。
1. 季節が逆の国へ行く場合
日本が夏なのに、目的地が冬の国だったらどうすればいいの?と頭を悩ませる方もいるかもしれません。冬服はかさばるし、でも現地で寒くて困りたくない。そんなときは、機内での服装に工夫を凝らしましょう。
- 重ね着を最大限に活用する:
機内で着ていたカーディガンやストールを、現地に到着したら防寒具としてすぐに使うことができます。 - アウターは機内に持ち込む:
かさばる冬用コートは、スーツケースに入れず、機内持ち込みにしておきましょう。搭乗前には腕にかけておけば邪魔になりませんし、機内ではブランケットのように使うことも可能です。
この方法なら、現地に到着した瞬間に寒さで震えることもなく、スマートに旅をスタートできますよ。
2. LCC(格安航空会社)を利用する場合
LCCは旅費を抑えられるのが魅力ですが、サービスが簡素化されていることが多いです。ブランケットやイヤホン、ドリンクなどが有料な場合も少なくありません。
- ブランケットは期待しない:
機内が寒いと感じる可能性があるため、ブランケットの代わりになるような厚手の羽織ものや、大判のストールは必須アイテムとして持参しましょう。 - 機内の寒さ対策は「自己責任」と心得る:
ブランケットが有料なだけでなく、機内の設定温度も会社によって様々です。LCCを利用する際は、自分で体温調節できる服装を心がけ、万全の態勢で臨むことが大切です。
3. 乗り継ぎ(トランジット)がある場合
乗り継ぎがあるフライトは、空港内を長時間移動したり、待ち時間があったりします。
- 歩きやすい靴を履く:
空港内は広いですから、長時間歩くことを考えて、履き慣れたスニーカーや歩きやすい靴を選びましょう。機内ではスリッパに履き替えるのがおすすめです。 - 空港での体温調節も考慮に入れる:
乗り継ぎで訪れる空港が温暖な地域にある場合、機内と空港の温度差に驚くかもしれません。脱ぎ着しやすい服装を心がけ、臨機応変に対応できるように準備しておきましょう。
これらのアドバイスを頭に入れておけば、どんなシチュエーションでも快適に過ごせます。旅行の計画を立てる際、ぜひ参考にしてみてくださいね。

長距離フライトの服装選び、イメージが湧いてきましたか?
「おしゃれ」と「楽ちん」は、アイテム選びさえ間違えなければ両立できます。 ポイントは、「人からどう見えるか」を気にしつつ、こっそり「自分の快適さ」を最優先すること。
【今回のまとめ】
- 下着はノンワイヤー一択!
- ボトムスはトイレの床につかない「ジョガーパンツ」が最強。
- 寒さは「大判ストール」でカバーして、こなれ感も出す。
これで、あなたの機内時間は「我慢の時間」から「自分をいたわるリラックスタイム」に変わります。 現地に着いた瞬間、疲れ切った顔ではなく、ワクワクした笑顔で旅をスタートさせてくださいね!
それでは、良い旅を!いってらっしゃい♪


