今回の表彰式、平服でお越しくださいって書いてあるけど…これ、信じていいの?
招待状を手にした瞬間、嬉しさよりも先にこの「服装の迷宮」に迷い込んでしまう方、実はものすごく多いのです。せっかくの晴れ舞台。「気合を入れすぎて浮くのも怖い」けれど、「地味すぎてその他大勢に埋もれるのも嫌」。
そんな『慎重な主役』であるあなたのために、今回は世界中のフォーマルマナーと最新のトレンドを分析し、「絶対に外さない正解」を導き出しました。これを読めば、当日の朝、鏡の前で「これでいいのかな…」と悩む時間はゼロになりますよ!

表彰式は、受賞者の功績を称え、組織やコミュニティの品格を示す大切な「ハレの日」です 。特別な式典に臨む上で、まず第一に意識してほしいのは「清潔感」です。
1-1. 大前提!表彰式は「ハレの日」:清潔感と品格が最重要
シワだらけのシャツや、汚れた靴では、せっかくの晴れ舞台も台無しになってしまいますよね。服装は、個人の内面や態度を映し出す非言語コミュニケーションの強力なツールです 。
たとえどんなに高価なブランド服でも、清潔感がなければ台無しになってしまいます。シンプルで、シルエットがきれいな服装を心がけるだけで、あなたのプロフェッショナリズムとイベントへの敬意が自然と伝わりますよ。

1-2. 招待状のドレスコードを読み解く:平服=普段着ではない!
招待状に記載されているドレスコード、実はここが一番のポイントです。大きく分けて、「フォーマル」「セミフォーマル(準礼装)」「インフォーマル(略礼装)」の3つがあります 。
- セミフォーマル(準礼装):
フォーマルスーツやドレス、いわゆる礼服でのコーディネート 。 - インフォーマル(略礼装):
男性はダークスーツ、女性は「キレイめ」なよそいきの服をフォーマル風にコーディネートした装い 。
そして、多くの人が「これって何を着ればいいの?」と迷うのが「平服」という言葉です。平服と聞くと、つい普段着をイメージしてしまいがちですが、これは実は「準礼装や略礼装」を指すことが一般的 。決して、TシャツにジーンズでOK!というわけではないので注意が必要です。
【知っトク豆知識!】
「平服」という言葉が使われるのは、主催者側が参加者に「あまり堅苦しく考えずに来てほしい」という配慮からだと言われています。しかし、これが逆に「どこまでがセーフなの?」という参加者の不安を煽ってしまうことも。もし迷ったら、事前に主催者の事務局に確認するのが一番確実な方法ですよ。

1-3. 昼の式典と夜の式典でどう違う?時間帯別の服装マナー
表彰式の開催時間も、服装選びの重要なヒントになります。昼の式典(一般的に18時まで)と夜の式典(18時以降)では、服装の格式や華やかさが少し変わるのです。
これは、照明の下での見え方や写真映えが関係していると言われています。
| 時間帯 | 区分 | 男性推奨服装例 | 女性推奨服装例 | アクセサリーの注意点 |
| 昼 | 正礼装 | モーニングコート | アフタヌーンドレス | フラッシュ反射を避けるため、光り物は控えめに 。 |
| 準礼装 | ディレクターズスーツ、ブラックスーツ | セミアフタヌーンドレス、スーツ | 華奢でシンプルなデザインを推奨 。 | |
| 略礼装 | ダークスーツ | ワンピース、ツーピーススーツ | ||
| 夜 | 正礼装 | 燕尾服、タキシード | イブニングドレス | 光り物のアクセサリーも許容される 。 |
| 準礼装 | ブラックスーツ | カクテルドレス、スーツ | ||
| 略礼装 | ダークスーツ | ワンピース、ツーピーススーツ |
昼の式典では、光沢のあるアイテムや過度な露出は避けるのがマナーです。一方、夜の式典では、照明に映える光沢のあるアクセサリーや、少し露出度が高めのドレスも許容されます 。
1-4. 表彰式の種類別服装ガイド(企業・学校・叙勲)
一口に「表彰式」と言っても、その種類はさまざまです。
- 企業イベント:
全社表彰式などのフォーマルな場ではカジュアルな服装はNG 。会社の雰囲気に合わせ、ビジネスカジュアルが許容される場合もありますが、フォーマル度が高いほどスーツやスーツスタイルが基本となります。 - 学校関連:
制服の人もいれば、パンツスタイルの人もいるなど、服装の多様性が見られます 。保護者の方は、ダークスーツや落ち着いた色合いのワンピースが無難でしょう。 - 叙勲・褒章:
このような格式高い式典では、服装に非常に厳格なルールが存在します 。特に和服を着用する場合、女性の正礼装は「色留袖」がほとんどで、「黒留袖」は「喪」を連想させるため、皇室行事では避ける習わしがあります 。

主役である受賞者として、一番輝くにはどうすればいいの?

プレゼンターなのに、目立ちすぎたらどうしよう…
そんなあなたの本音に寄り添って、立場別の服装ガイドを提案します。
2-1. 受賞者・主役としてステージに立つ人の服装
受賞者は表彰式の主役です! 謙虚さも大切ですが、せっかくの晴れ舞台ですから、周囲への感謝を伝えつつ、一番輝かしく見える服装を選んでくださいね !
男性:
- 基本はダークスーツです。濃紺やダークグレーのスーツは誠実な印象を与えます。
- ネクタイとチーフで差をつける! 普段より少し明るい色や光沢のあるネクタイを選んだり、チーフを挿したりするだけで、華やかさがグッと増します。

女性:
- ワンピース+ジャケット、またはスカートスーツが王道スタイルです 。
- 写真映えを意識して「明るめの色」を選ぶのがおすすめです 。特に、男性がダークスーツを着用することが多い式典では、ベージュや淡いパステルカラーを選ぶと、集合写真でもパッと華やいで見えますよ。
2-2. プレゼンター・主催者の服装
プレゼンターや主催者は、受賞者を立てる役割です。自分が主役になってしまうような、派手な服装は避けるべきでしょう 。
- 男性:
ダークスーツやブラックスーツで、品格のある落ち着いたスタイルに 。 - 女性:
落ち着いた色味のスーツや、控えめなデザインのワンピースが適しています。
2-3. 出席者・ゲストの服装
出席者として招かれた場合は、場の雰囲気に合わせたセミフォーマルな装いが基本です 。清潔感を第一に、TPOをわきまえたコーディネートを心がけましょう。
【男性のゲスト】
- 服装:
濃紺やダークグレーのダークスーツ 。 - ネクタイ:
無地や小さめのドット柄など、派手すぎないものが無難です 。 - 靴:
ベルトと靴の色を統一すると、まとまりのある印象になりますよ 。
【女性のゲスト】
- 服装:
ワンピースやツーピーススーツ 。膝丈くらいのものが推奨されます 。 - 色:
黒やネイビーでも良いですが、淡いパステルカラーやベージュ系を選ぶと、会場が華やかになり、好印象を与えられます 。

2-4. (コラム)子どもが表彰式に出席する場合の服装マナー
お子さまが表彰式に参加する場合も、きちんとした服装を意識してください。広報誌などに写真が掲載される可能性もありますからね 。
- 男の子:
長ズボンと襟付きシャツに、ベストやセーターを合わせるのが一般的です 。 - 女の子:
スカートとブラウス、またはワンピースにカーディガンを羽織るのが良いでしょう 。

ここで、誰もが気になる本音の疑問にお答えしましょう。
ぶっちゃけ、ユニクロのジャケットじゃダメですか?
結論から言うと…「モノと合わせ方によってはアリ」です。
ユニクロを「高見え」させる条件
最近のユニクロの「感動ジャケット」などはシルエットが非常にきれいです。ただし、全身をユニクロで固めると、どうしても生地の質感で「ビジネスウェア感」が強く出てしまいます。
もしユニクロを使うなら、以下の「一点豪華主義」を取り入れてください。
- インナーだけは上質なブラウスにする
- 靴やバッグは本革の良いものを持つ
- 美容院で髪をセットしてから行く
特に3つ目! 服がプチプラでも、髪と肌が整っているだけで、不思議と「あえてシンプルな服を選んでいる洗練された人」に見えるものです。
「買うのがもったいない」ならレンタルの選択肢も

たった数時間のために何万円も使いたくない・・・
その気持ち、痛いほどわかります(笑)。
最近は、ブランドドレスやスーツを3,000円〜1万円程度で借りられるネットレンタルサービス(『Cariru』や『Luluti』など)が充実しています。
- メリット:
毎回違う服が着られる、クリーニング不要、保管場所をとらない。 - デメリット:
サイズ合わせが事前にできない。
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「これって大丈夫かな?」と不安になる前に、NGな服装をしっかり把握しておきましょう。
| カテゴリ | 避けるべきアイテム/スタイル | 理由 |
| 男性 | ノージャケット、ノーネクタイ | フォーマルな場では不適切です 。 |
| ジーンズやダメージ加工のパンツ | カジュアルすぎます 。 | |
| スニーカー、サンダル | フォーマルな場に不適切な履物です 。 | |
| 女性 | 派手な原色や柄のドレス | ビジネスの場として不適切とされます 。 |
| 短すぎるスカート、過度な露出 | 品格を損ないます 。 | |
| スニーカー、サンダル、ミュール | フォーマルな場に不適切な履物です 。 | |
| アクセサリー | 付けすぎ、ギラギラしたもの | 場の雰囲気にそぐわない可能性があります 。 |
| 昼間の光り物 | 写真のフラッシュ反射で、せっかくの記念写真が台無しになるかも 。 |

最後に、服装以外で周りと差をつける、ワンランク上のマナーをご紹介します。
4-1. 賞状の正しい受け取り方とスマートな振る舞い
服装が完璧でも、ステージ上での振る舞いがぎこちないと、もったいないですよね。賞状の受け取り方には、厳密な手順が存在します 。
- 授与者の1歩半ほど前に立ち止まり、一礼する。
- 授与者が賞状を差し出したら、両手で丁寧にお受け取りする。
- 賞状を脇にはさみ、元の席に戻る。
完璧にこなそうと緊張しすぎる必要はありません。大切なのは、感謝の気持ちを込めて、落ち着いて振る舞うことです。

4-2. (コラム)お祝いの品や引出物に関するマナー
もし、格式高い表彰式で受章された場合、お祝いの品をいただく機会もあるかもしれません。
- お祝いの品:
相手の趣味を考慮して選びましょう。絵画、陶器、花瓶、時計、花などが一般的です 。 - 引出物: 受章パーティーを開催する際は、招待者への記念品として、扇子やフォトフレーム、食品(紅白最中など)が用いられます 。

表彰式の服装で最も大切なのは、実はブランドや価格ではなく、「その場にふさわしい準備をしてきた」という自信です。
- 男性は:
ダークスーツに、華やかなネクタイとチーフを。 - 女性は:
上品なワンピースにジャケット、明るい色で写真映えを狙う。 - マナー:
「略礼装」の意味を理解し、清潔感を最優先に。
あなたが選んだその服は、あなたの努力の結晶である「受賞」を彩るための名脇役です。 準備さえ整えば、あとは胸を張ってスポットライトを浴びるだけ。 素敵な表彰式になるよう、応援しています!


