
なんだかいつも「頑張ってオシャレしてる感」が出てしまう…。
そんな風に感じていませんか?
トレンドの服を買って、色や柄をたくさん取り入れてみたり、アクセサリーを重ね付けしてみたり…。でもなぜか、あか抜けない。どこかごちゃごちゃして見えたり、自分に似合っていない気がしたりして、鏡の前でため息をつくこともありますよね。
この悩み、実は多くの方が抱えています。頑張って「足し算」*をしすぎると、かえって魅力が半減してしまうことがあるのです。
でも、安心してください。
この記事では、頑張りすぎなくても、自然とオシャレに見える「ファッション引き算」*の魔法をお伝えします。この考え方を身につければ、あなたのファッションは劇的に変わり、無駄な買い物からも解放されて、本当に良いものだけに囲まれて暮らせるようになるでしょう。
断言します。ファッションは、足し算よりも引き算で、その人自身の魅力が際立ちます。

引き算って、ただシンプルにするだけじゃないの?
そう思われるかもしれませんが、実は違います。引き算は、あなたという個性を最大限に引き出すための、最高のテクニックなのです。この記事を読めば、その秘密がすべてわかりますよ。

「ファッションは、上級者になるほどに引き算である。」
・・・これは、モード界の巨匠ココ・シャネルが残した有名な言葉です。
ファッション引き算とは、単にアイテムの数を減らすことではありません。それは、「自分という主役」を最大限に引き立てるための、戦略的な選択と集中のこと。余分なものを排除し、本当に見せたいものだけを残すことで、あなたの魅力が驚くほど際立ちます。
たとえば、料理をイメージしてみてください。
たくさんの食材をただ皿に乗せるだけでは、味も見た目もぼやけてしまいますよね。でも、最高の旬の食材を一つ選び、シンプルな塩とハーブで味付けをする。そうすると、その食材本来の風味が際立ち、最高の料理になるはずです。ファッションも全く同じです。
たくさんのアイテムを身につけ、「ごちゃごちゃした印象」を与えてしまうのは、もったいないことです。
私たちが目指すのは、シンプルながらも「なぜかオシャレ」に見えるスタイル。その秘密は、引き算によって生み出される「余白」にあります。この「余白」が、あなたのセンスの良さを語り、見る人に洗練された印象を与えるのです。
【ファッション足し算の典型的な例】
- 派手なロゴ入りTシャツに、ごついネックレスを重ね付け。
- ビビッドな色を何色も使い、全体がごちゃごちゃした印象に。
- 靴やバッグ、アクセサリーまで、すべてを主張の強いアイテムで固める。
こうした足し算は、せっかくの良いアイテムの魅力を殺してしまいます。
これからは、引き算によって「あなたがどう見られたいか?」をコントロールしてみませんか?ファッションは、あなたの個性を表現する最高のキャンバスです。まずは、そのキャンバスに余白をつくることから始めてみましょう。

ここからが本題です。先ほどお話しした「引き算」の考え方を、今日からすぐに実践できる具体的な5つの法則に落とし込みました。どれもカンタンで、クローゼットにある服で試せるものばかりです。
【法則1】色は3色以内にまとめる
「オシャレな人って、なんだかシンプルだよね」と感じたことはありませんか?その秘密は、色の数にあります。
ファッションにおける色の「足し算」は、コーディネートを複雑にし、まとまりのない印象を与えてしまいます。一方で、色を絞る「引き算」をすると、全体に統一感が生まれ、洗練された印象になります。
初心者の方は、まず「ベースカラー」「アソートカラー」「アクセントカラー」の3つに絞ってみてください。
- ベースカラー(土台):
コーデの大部分を占める色(白、黒、グレー、ネイビーなど) - アソートカラー(補助):
ベースカラーを引き立てる色(ベージュ、カーキ、ブラウンなど) - アクセントカラー(主役):
コーデのポイントになる色(赤、青、黄色など)
例えるなら、モノトーンコーデにカラフルな靴下を1点だけ入れるイメージです。たったこれだけで、シンプルなのに目を引く、上級者な雰囲気になりますよ。
【法則2】柄物は一点に絞る
柄物の服は、それだけで存在感があります。だからこそ、複数の柄を重ねてしまうと「賑やか」を通り越して「うるさい」印象になってしまうことも。
ファッション引き算では、柄物を主役にし、それ以外はすべて無地で固めるのが鉄則です。
たとえば、ストライプのシャツを着る日は、パンツやジャケットは無地のものを選びましょう。千鳥格子のジャケットを着るなら、インナーやパンツは落ち着いた無地のアイテムを合わせることで、柄の魅力が際立ちます。
【法則3】アクセサリーは「引く」を意識する
ネックレス、ピアス、ブレスレット、指輪…。たくさんのアクセサリーを一度につけたい気持ちもわかります。私も以前はそうでした(笑)。でも、アクセサリーもまた、引き算が効果的です。特に顔周りのアイテムは、印象を大きく左右します。
- ネックレスとピアス、どちらか一つにする
- シンプルな時計と細身のリングなど、華奢なアイテムに絞る
このように、「どこに視線を集めたいか」を意識してアイテムを絞り込むと、より洗練された印象になります。
【法則4】「小物」こそ引き算が重要
意外と見落としがちなのが、靴やバッグといった小物です。せっかく服で引き算をしても、小物で足し算をしてしまうと台無しになります。
特に靴は、全体のバランスを決定づける重要な要素です。カラフルでデザイン性の高い靴よりも、黒や白のシンプルな革靴やスニーカーの方が、コーディネート全体をグッと引き締めてくれます。
もし柄物のバッグを使いたいなら、服はとことんシンプルにするのが正解です。小物を主役にしたい日は、服を脇役に回すことを意識してみてください。
【法則5】「自分」が主役になる着こなし
これが最も重要な法則であり、独自の視点です。ファッション引き算の本当のゴールは、「服が主役」ではなく、「あなた自身が主役」になること。
たとえば、派手な服を着て「服が似合ってない…」と感じたことはありませんか?それは、服の主張が強すぎて、あなたという個性がかき消されてしまっている状態です。
引き算ファッションは、シンプルな服をまとうことで、あなたの体型、表情、話し方といった「あなたらしさ」が際立ちます。鏡を見て「服のおかげ」ではなく、「私って素敵だな」と思えるようになるはずです。
このマインドセットを持つだけで、あなたのファッションは劇的に変わります。なぜなら、無意識のうちに「自分をどう見せたいか?」という視点で服を選ぶようになるからです。

さて、ここまで「引き算」の具体的な法則についてお伝えしました。でも、ここで一つ予想をさせてください。
「引き算」を突き詰めた結果、あなたのクローゼットの中身はガラリと変わるはずです。なぜなら、引き算はただ服を減らすだけでなく、「無駄な買い物をなくす」という最強のマインドセットでもあるからです。
多くの人が無駄な買い物をしてしまうのは、トレンドや他人の目を気にしすぎているからかもしれません。安くて可愛い服をたくさん買っても、結局は着なかったり、すぐに飽きてしまったり…。
でも、安心してください。
「ファッション引き算」という視点を手に入れたあなたは、これから服を買うときに、自然とある「問い」を自分に投げかけるようになります。これは、私が長年の経験からたどり着いた独自の知見です。
服を買う前に自分に問いかけるべき3つの質問
これから新しい服を買おうとする際は、この3つの質問を自分に投げかけてみてください。
- その1:この服は、本当に「自分」を引き立ててくれるか?
- 流行っているから、という理由で買うのは一旦ストップ。その服があなたの体型や雰囲気に本当に似合うか、そして「あなた自身」を主役にしてくれるかを自問してみましょう。
- その2:この服は、手持ちのアイテムと組み合わせられるか?
- 引き算ファッションでは、着回し力が最重要です。今持っているボトムスやアウターと、最低でも3通りのコーディネートが思い浮かぶか確認してみましょう。
- その3:この服は、あなたの「理想の自分」に近づくためのアイテムか?
- 服は単なる布ではありません。あなたの内面を表現するツールです。この服を着て、どんな自分になりたいですか?「誠実に見られたい」「落ち着いた印象を与えたい」など、あなたの理想と向き合ってみましょう。
これらの質問を重ねていくうちに、あなたの買い物は「ただの消費」から「自己投資」へと変わります。本当に必要なもの、本当に愛せるものだけがクローゼットに残り、毎日の服選びはもっと楽しく、ずっとラクになるはずです。

さて、ここまで読んでくださり、ありがとうございます。この記事では、ファッション引き算の考え方から具体的な5つの法則までを、たっぷりとご紹介しました。
少し振り返ってみましょう。
- ファッションの引き算は、単なるシンプル化ではなく、あなた自身を主役にする最高のテクニックです。
- 色、柄、アクセサリー、小物といった要素を意識的に「引く」ことで、ぐっと洗練された印象になります。
- そして何より、「本当に良いモノだけを選ぶ」というマインドセットを手に入れることで、無駄な買い物から卒業できます。
これまでのあなたは、「たくさんのアイテムを持っていないとオシャレじゃないかも…」と悩んでいたかもしれません。でも、大丈夫です。今日からは、「引き算」という新たな武器を手にしました。
今日からできる簡単な第一歩として、まずはクローゼットにある服を一つだけ「引いて」みませんか?たとえば、いつも着ているシャツのボタンを一つ開けてみたり、アクセサリーを一つ減らしてみるだけでもOKです。その小さな変化が、あなたのファッションを次のステージへと導くはずです。
最後に、これからのファッションは、「個性」と「共感」で決まると私は予想しています。トレンドを追いかけるのではなく、自分らしさを表現する「引き算」が、やがてファッションの主流になるでしょう。
さあ、あなたも今日から引き算の魔法を使いこなして、もっと自由に、もっと楽しくファッションを楽しみましょう!


